ICT建機で経験値に頼らない簡単施工

ICT建設機械とは、マシンコントロール/マシンガイダンス・システムを搭載した建設機械です。マシンコントロールは建設機械に3次元設計データを取り込んでその動きを自動制御する仕組み、マシンガイダンスは操縦席にいるオペレーターに機械の操作をガイドする仕組みです。

オペレーターは前後の安全を確かめながらガイダンスに従って機械を操作するだけでよく、誰でもベテラン級の施工をスピーディーに行うことが可能になります。南開建設では、バックホウ、モーターグレーダー、ブルドーザーの3種類を保有しており、沖縄県随一のラインナップを誇っています。

ICTバックホウ
Backhoe

バックホウ

バックホウとは、ショベルがオペレーター側の方向についたショベルカーです。オペレーターは自分の方向に引き寄せるようにして土などを掬い上げます。ICT建機のバックホウの特徴は、手元のスティックを操作するだけであとは機械が自動でアームの角度やショベルの向きを調整して動いてくれること。初心者でも簡単に、ベテランのような作業が可能になります。

ICTグレーダー
Motor grader

グレーダー

グレーダーとは、地面を平らに整えるために使われる重機で、本来、それを使いこなすには熟練した技術が求められるものでした。しかし、ICTに対応したグレーダーでは、そうした技術を持ち合わせていなくても簡単に使うことができます。道路工事以外にも活用することができ、あらゆるシーンでの効率化に役立っています。

ICTブルドーザー
Bulldozer

ブルドーザー

ブルドーザーは、土を盛ったり、土地を整えたりするための重機です。ICTに対応したブルドーザーは、電子基準点(衛星からの情報をもとに位置情報を計測するスポット)からの情報をもとに「どこにどれくらい土を盛ったら良いか」などを計測する機能を備えており、このおかげでベテランでも3日かかる作業を、経験値の浅いオペレーターが1日で終わらせることが可能になりました。